皆さんは外灯(水銀ランプ300W)の電気代がどの位かかるか知っていますか。
年間で約2万7千円になります。これがLEDになると約8千円になります。
差額は約1万9千円にもなります。(※1kWh=25円で計算)
寿命も水銀ランプの定格寿命約3年がLEDだと約10年に変わります。
約3倍の延長になり、球替えも無くなります。(※1日10時間使用したものとして計算)
駐車場や歩道、公園等は1基だけの設置は数少なく複数の設置になると思います。
その分が省エネになります。
今回はその外灯LEDリニューアル作業をしました。簡単にご説明していきます。
始めに水銀灯の安定器の交換です。
ポール下の蓋の中の安定器をLED電源装置に交換します。
次に水銀ランプの交換です。汚れを落としLEDを取付します。
あとは点灯テストして完了です。
もう一基も同じ作業になります。2基の交換ですが、一時間程で完了です。
ギャラリーで写真スライドさせていますのでご覧ください。
では、この水銀ランプからLEDに交換した時の違いを計算してみます。
水銀ランプHF300X LED(LDFS79) 効 果
消費電力: 300W 88W 70%省エネ
定格寿命: 12000時間 40000時間 3.33倍
一日10時間使用する計算で電気代は、(※1kWh=25円とします。)
水銀ランプ 0.3kWh×10h×25円=75円
LED 0.088kWh×10h×25円=22円
一年では、
水銀ランプ 75円×365日=27,375円
LED 22円×365日= 8,030円
差額 27,375円-8,030円=19,345円になります。
定格寿命が何年になるか計算します。(1日10時間使用と仮定)
水銀ランプ 12,000h/10h/365日= 3.2年
LED 40,000h/10h/365日=10.9年
上記からLEDにしなかったら水銀ランプは3回も球を交換する事になります。
外灯は気に留める事が少ない為、光熱費や維持費で損する事になっているとは
気づかないものです。早めに交換する方がお得と言えます。