地上デジタルは470MHz~710MHzの周波数帯を映像電波とし左右の水平偏波と上下の垂直偏波を使い分けて
電波発信しそれをアンテナ受信してからテレビ映像としています。
衛星放送は、放送衛星(BS)右回りの右旋円偏波1032MHz~1489MHzと
通信衛星(東経110度CS)右回りの右旋円偏波1595MHz~2071MHzの
周波数帯域を上空36,000Kmからパラボラアンテナで受信しています。
この中で追加する4K8K放送用の使用出来る周波数(円偏波)帯域に余裕がない為、
左旋円偏波を新たに追加しBS左旋円偏波2224MHz~2681MHz、
110度CS左旋円偏波2748MHz~3224MHzの周波数帯域を確保します。
この左旋円偏波は対応型パラボラアンテナでなければ受信機能はなく、4K8Kを受信するには
左旋円偏波に対応したパラボラアンテナが必要になります。
チューナーとは、受信機の事で受信した信号を映像に変換しています。
地上デジタル、BS・110度CS、4K等のそれぞれ事を各チューナーとして内蔵しています。
テレビリモコンを切替えた時にチューナーは機能する事になります。
ちなみにダブルチューナーは視聴する番組とは別に視聴してない番組を残り1つのチューナーを
使い録画する事が出来る様になっています。
12月前より4K対応のパラボラアンテナが設置されてる場合のパラボラアンテナ~テレビ直接続の場合は、
チューナー取付で5局の右旋円偏波の4K放送が見られます。
(※上ギャラリー『右旋円偏波 放送局』参照、1局は2019/12から放送の為、注意。)
パラボラアンテナが新規になる場合は各部屋への4K8K対応の分配器や分波器、テレビジャック等の4K8K視聴対応が
必要になります。参考資料をギャラリーに添付します。
4K8Kは見ごたえがありそうで大変魅力的なものです。聞きしたい事があれば業者へ相談しましょう。